中川優芽花のサントリーホールデビュー
昨晩は中川優芽花がサントリーホールにデビューいたしました。読響と、ベートーヴェンの2番で。えっそうなの!と何人の方から言われましたが、そうなのでした。
ベートーヴェンの2番、えっそんなマイナーな曲!とも様々な方から言われましたが、アルゲリッチがよく弾いている曲ですから意外な感じもしました(とはいえそこまで演奏される曲でもないということも理解していましたけれど)。
軽やかな音楽で私は大好きですけれど。昨日の演奏を聞いてその大好きがさらに大好きになりました。私がこうしてここでワーワーと言うと、いわゆるポジショントーク!おつかれ!ということにもなろうかと思いますのでバランスを欠かない程度に記します。
最高やったわ。
最高でした。鍵盤にぴたっぴたっと吸いつく手、右へ左へと軽やかに転がっていく指。さざなみのように空間を満たす音。重厚でパワー全開!な演奏も好きですけれど、この軽やかさはどうでしょう。重たくない極上のワインの香りが口の中にふわっ、、、ふわーっ!と広がっていく瞬間のような、新鮮な驚き。目を見開く、という言葉がありますが、うわっ、これはすごい!と何度も目は見開かされました。
どうやったらそんな弾けるの。いつも中川優芽花は驚かせてくれるのですが、昨日も(本当は一足先に一昨日のリハーサルの時から楽しませていただいていましたが)すごかった。2楽章の最後、ペダルを踏みっぱなしで演奏するところの響き、聴いて頂けました?ふわーっとホール全体にゆっくり広がっていく音楽、これはベートーヴェンなのか。ベートーヴェンやな。こんな曲を書けるベートーヴェンすごいな、と思いながら、ひたすらこの瞬間が続いてほしいと思わせる時間でした。最後の和音、聴いて頂けました?どうやったらそんな音が出せるの。
感動。
あーよかった、今日は最高でしたなあ、そう思いながら客席から舞台袖にもどりましたところ、舞台袖も大興奮、満面の笑みとなっていまして、こうして皆様に喜んでいただけるというのは本当に嬉しいことだと思いました。
以上、ポジショントークお疲れ!と言われそうな感想文を終わります。とはいえ、情熱を持って語れる、ということは何より大切なことだとも思いますね。
明日のチケットはSとAがまだ残っていてそれぞれ△となっていますが、
https://yomikyo.or.jp/concert/2025/01/148-2.php
昨夜聞いたところばほぼほぼ残りわずかということだそうなので、聴き逃した!明日はいける!そういう方には、△が×になる前にお急ぎください!と申し上げたい。